早く出てみる

6連続勤務が続く4月。17時からなバイトが3日も続くので何となく得した気分になってくる社畜魂。五時間労働なんて労働の内に入らないとか普通の人は言うが、年の340日ぐらいはリアルに体調が悪くてバイトが大嫌いな私にとって6連勤は地獄だ。毎日毎日笑いたくもないのに人に会ってへらへら笑ってお話しなくてはならない。
笑えなくなってる今、笑えない事も悩みのひとつであり。最早急に泣き出さない精神力を持っているだけ良しとして欲しいというレベルなのだ。そう、私は俗に言う底辺人間というやつだ。
最低限という言葉がいつから本物の最低限になったか私には判らない。睨んでる様に見える目をそのままに大きい声が出なくなったその声でコンビニという最も人が態度適当に過ぎ去ろうとする場所で日々働いているのだ。
早くしろよ。急いでるんだよ。その言葉に昔はただ急いだだろう。今は、店で一番速度早いんですけど、お前の急いでるをこっちに押し付けんなよ。ぐらいにはその数十秒の接客で思うぐらいにはこちらだって疲れているのだ。

そんな毎日の中、早く家を出てみた。1駅分歩こうかなぁと思ったけれどそれは間に合わないだろうってぐらいな時間の違いだけれど。
疲れてくると時間の余裕も無くなって、常に走っている気分になってくる。こうやって何にでもゆっくり時間を使えるのはいい。チャリは急がないし、コンビニに寄って煙草もゆっくり吸えるし。
猫が居たら止まってみたりも出来るし、タンポポが生えてる事にも気付けるし、風が気持ちいいなぁとかも感じられる。普段風なんて大体追い風で電車の時間大丈夫かなぐらいしか感じないのに。

これでも昔より強くなった。打たれれば壊れていた昔に比べれば、今のは私は打たれた反響で響き、そしていつしか落ち着く鐘の様な存在。
打たれるとうるせぇ。いじめッ子の精神異常に似てる。打たれて騒ぐ感じ。痛々しいし、異常だなと傍目に判る。

疲労は人を壊す。疲れて、お前なんて疲れてねぇとわざわざ言われ、黙り、疲れて、黙れなくなって、その状態にも疲れて、ただただ疲れる。

叫んでもどうしようもない。黙ってる方が楽なのに。何故愚痴って飛び出すんだろう。理解より否定される事の方が多いのにわざわざ人間に言おうとするのは一つの理解を探してるんだろうけど、わざわざ疲れてる時にする必要あるんだろうか。

まぁ疲れてるからそうなるのかもしれないけど。
さて、何が書きたかったんだろう。そもそも途中で会ったねこが可愛かったな!から気持ち的には書き出したのにw

さぁもう着くぞ。バイトまでなにしよっかな。